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| 北欧デザインを愛する日本でも根強いファンが多いタピオ・ヴィルカラ。建築家アルヴァ・アアルトの次世代として、フィンランドのデザイン界を牽引したデザイナーです。50年代ミラノ・トリエンナーレでの成功を機に、世界各地で数多くのデザインを手がけました。デザイナーであると同時に彫刻家でもあるヴィルカラは、機能主義やミニマルな表現からは距離を置き、自然からそのまま形を取り出したような、見る者の心を揺さぶる作品を生み出しました。それから半世紀が経ち、ふたたび「自然から発想するクリエイション」「均一化されることのない、工芸的なアプローチ」「アートとデザインの融合」など、ヴィルカラを再評価する機運が高まっています。グラフィックデザインから、ガラス、あらゆる分野の工業デザイン、彫刻、ランドアートまで多彩な領域で膨大な仕事を残しながら、ヴィルカラはみずからの思考や手法についてほとんど語ることはありませんでした。本書では、1981年にロシアで行われた自身の回顧展のためにヴィルカラ自ら監修した図録『TAPIO WIRKKALA』の完全復刻版です。ヴィルカラによる創造の宇宙を28のテーマに分け、写真やスケッチなど400点以上ものビジュアルを通して、そのデザインの源流をたどり、精神性に触れることができます。
5,500-(税込)
詳しくはコチラ
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TAPIO WIRKKALA
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