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| 最近、有機材料と無機材料を分子レベルで分散した「ナノハイブリッド材料」ともいえる有機・無機分子複合材料が注目され盛んに研究開発されている。 背景として、最近のナノテクノロジーの大きな発展がある。すなわち(1)ナノメートルレベルでも精密な分子設計(構造制御)が出来ること、(2)ナノメートルサイズのキャラクタリゼーションが可能な装置が開発されたこと、(3)ナノメートルレベルの領域での光機能、エネルギー移動などの新しいユニークな現象が発見されていること、(4)既存のハイブリッド材料を分子レベルで制御することにより、材料の機能・特性が大きく向上すること、などが最近わかってきた。 弊社では2000年6月に「有機・無機ハイブリッド材料の開発と応用」を刊行、お陰様で好評を博する事が出来た。今回、前書刊行後5年間で急速に発展し、ナノメートルレベルという新しい段階に入ったハイブリッド材料の技術を最新の知見にもとづいて構成し直し、第一線の先生方にご執筆をお願いした。構成の特徴は、ナノハイブリッド材料を「プロセッシング技術」「材料の機能」「材料の応用」と大きく三つの角度からまとめた。 本書が、材料開発に携わっている方々、またナノテクノロジー技術を利用した研究開発に携わっている方々のお役に立てば幸甚である。 最後に、本書のため、多忙なところを短時間で快くご執筆頂いた先生方に深く感謝する次第である。2005年2月 シーエムシー出版 編集部 本書は2005年に『ナノハイブリッド材料の最新技術』として刊行されました。普及版の刊行にあたり、内容は当時のままであり加筆・訂正などの手は加えておりませんので、ご了承ください。2011年11月 シーエムシー出版 編集部
5,500-(税込)
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ナノハイブリッド材料の開発と応用 普及版
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