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東海大学文学部叢書
著者小林千草(著)出版社東海大学出版部発売日2017年02月ISBN9784486021193ページ数338Pキーワードたいこうさまぐんきおよむおおたぎゆういちの タイコウサマグンキオヨムオオタギユウイチノ こばやし ちぐさ コバヤシ チグサ9784486021193内容紹介豊臣秀吉のすべての行動を善として綴らねばならない太田牛一が、事実と事実の間でつかざるをえなかった嘘が文章のあちこちに表れていることを指摘し、そこに太田牛一の深層心理を読み解き、事件の真実へ迫ることを試みる。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。 目次第1章 『大かうさまぐんき』と著者太田牛一について(『大かうさまぐんき』について/『大かうさまぐんき』の著者太田牛一について/『大かうさまぐんき』釈文、および本文引用にあたっての凡例)/第2章 『大かうさまぐんき』“条々天道おそろしき次第”私注(三好実休/松永弾正久秀/斎藤山城道三/明智光秀/柴田勝家/神戸三七殿/北条左京大夫氏政事/北条左京大夫氏政の最期)/第3章 「天道おそろしき」表現の系譜—『信長記』から『大かうさまぐんき』へ(「条々、天道おそろしき次第」の表現構造/「秀次謀反」の段における「天道恐ろしき」/『原本信長記』『信長公記』に見る「天道おそろしき」型表現/『原本信長記』巻十二と『信長公記』巻十二における「天道おそろしき」型表現の問題点/『信長公記』首巻における「天道おそろしき」型表現の存在について)/第4章 『大かうさまぐんき』“条々天道おそろしき次第”以降の物語展開に触れて
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