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出荷目安の詳細はこちら商品説明ヨナス・カウフマン/君は我が心のすべて(コンサート&ドキュメンタリー)華麗なるオペレッタとヒット・ソングの世界21世紀の「キング・オブ・テノール」、愛と享楽の「うた」の黄金時代を熱唱。 そのダークでロマンティックかつ強靭な歌声で今や世界中から引っ張りだこのスーパースター・テノール、ヨナス・カウフマン。 ソニー・クラシカルへ移籍後3枚目となるその最新録音に合わせて収録された、カウフマンのリサイタルの模様を収めた映像です。 収録されているのは1925年〜35年にかけての10年間に、ドイツをはじめとするヨーロッパを席巻した黄金時代のオペレッタとポピュラー・ソング集。 20世紀初頭、ベルリンやウィーンを席巻したレハールやカールマン作曲のオペレッタは、美しく親しみやすいメロディの歌やダンスで構成され、20世紀中葉からアメリカに輸入されて発達したミュージカルの原型ともいえるものです。 またトーキー映画でも歌や音楽を伴った作品が数多く作られ、中には爆発的なヒットを飛ばしたものもでてきました。 リヒャルト・タウバー、ヨーゼフ・シュミット、ヤン・キープラといった当時の人気テノールによって歌われたこれらのオペレッタやヒット・ソングは、第2次大戦に突入する直前の音楽的・文化的に最も繁栄を誇ったドイツの黄金時代の華麗かつノスタルジックな気分を反映したもの。 最近日本でも上演が相次いだコルンゴルトの歌劇『死の都』の最も有名なアリア「この身にとどまるしあわせよ」が含まれているのも同じ理由によるものといえるでしょう。 当アルバムはそうした20世紀初頭の文化や芸術が爛熟した黄金時代へのカウフマンによるオマージュであり、そのフレキシブルかつ気迫のこもった熱唱が聴きものです。 2011年8月、ベルリンのヴァルトビューネで行われたガラ・コンサートでアンナ・ネトレプコやアーウィン・シュロットと共演した際にカウフマンの頭にひらめいたのがこのアルバムのコンセプトで、それ以来3年がかりで作品を調べ、2014年にようやく録音にこぎつけました。 特にこだわったのは、後年の編曲ではなく、作曲者が構想したオリジナル通りに演奏することでした。 カウフマンのコンサートの定番アンコールである「君はわが世界」「歌は世界を巡る」も収録しています。 収録は、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルのベートーヴェンやシューマンの交響曲全集の録音で知られるベルリンのフンクハウス・ナレーパシュトラッセで行われました。 ここは旧東ドイツ時代の国営放送局の巨大な施設跡で、その中にあるオーケストラを収録できる優れた音響効果の大ホールで収録されています。 録音最終日は聴衆を招待してのライヴ演奏が行われましたが、その模様がこの映像作品です。 『トーキー時代のテノール用のヒット・ソングが大好きなんです。 当時ベルリンで学んでいた祖父が、道を歩きながらこうしたヒット・ソングを口笛で吹いていたのを記憶しています。 それだけでなく、このドイツの文化芸術史上、伝説的な時期そのものに私は惹かれているのです。 信じられないほどの創造力にあふれた時代です。 当時のヒット・ソングは現在でも歌い継がれていますが、知られているのは氷山の一角にすぎません。 今は忘れ去られてしまっているけれど、素晴らしい歌がとてもたくさんあるのです。 今回のアルバムほど大きなチャレンジだった録音はありませんでした。 これらの歌は、イージー・リスニングと思われていますが、それは聴き手の視点であるだけで、歌う方にとっては、声に負担の大きい、演奏至難の曲がとても多いのです。 』 ヨナス・カウフマン(SONY)【収録情報】 ● コンサート『ライヴ・イン・ベルリン』(ドイツ語歌唱)1. イントロダクション2. レハール:喜歌劇『ジュディッタ』より 友よ、人生は生きる価値がある3. カールマン:喜歌劇『マリッツァ伯爵夫人』より ウィーンによろしく4. スポリアンスキー:映画『夕暮れの歌』より 今宵こそは5. メイ:映画『歌は世界を駆け巡る』より 歌は世界を巡る6. シュトルツ:映画『愛のコマンド』より 君は夢の中で全てを7. ベナツキー:喜歌劇『白馬亭にて』より それは素晴らしいもの8. タウバー:喜歌劇『歌う夢』より 君は我が世界9. スポリアンスキー:映画『夕暮れの歌』より 今宵こそは10. ヘイマン:映画『ブロンドの夢』より 世界のどこかに11. レハール:喜歌劇『フラスキータ』より 青空が天蓋の寝台に12. レハール:喜歌劇『パガニーニ』より 僕は女たちによくキスをした13. レハール:喜歌劇『微笑みの国』より 君は我が心の全て14. コルンゴルト:歌劇『死の都』より この身にとどまるしあわせよ15. アブラハム:喜歌劇『ヴィクトリアと軽騎兵』より 私に再び別れの手を16. アブラハム:喜歌劇『ハワイの花』より 長椅子のお人形さん17. クレジット 4,5,6,8,9,10:編曲:アンドレアス・N・タルクマン ヨナス・カウフマン(テノール) ユリア・クライター(ソプラノ:14-16) ベルリン放送交響楽団 ヨッヘン・リーダー(指揮) 録音時期:2014年1月22日 録音場所:ベルリン、ベルリン・フンクハウス・ナレーパシュトラーセ(ライヴ) ● ドキュメンタリー『友よ、人生は生きる価値がある』〜狂騒の20年代「僕は女たちによくキスをした」〜リヒャルト・タウバーとフランツ・レハールフンクハウス・ベルリン〜「青空が天蓋の寝台に」エマーリヒ・カールマン〜「ウィーンによろしく」フーベルト・マリシュカとロベルト・シュトルツ〜「別れる訳は聞かないで」「君は夢の中ですべてを」ほのめかしと夢、ヤン・キープラ〜「ブロンドでも茶髪でも」「今宵こそは」ヨーゼフ・シュミット〜「歌は世界を巡る」「君は我が世界」エドゥアルト・キュネケ〜「シュレンクの生涯の歌」「それは素晴らしいもの」エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト〜「この身にとどまるしあわせよ」パウル・アブラハム〜「私に再び別れの手を」〜文化的皆伐結末〜「長椅子のお人形さん」 画面:カラー、16:9、Full HD Region All ブルーレイディスク対応機器で再生できます。
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