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| 「患者の安全を守るため」という名目で、急性期病院では認知症高齢者に身体拘束を行うことがよくあります。でも、本当にそれは患者のため?実は医療者の都合ではないのでしょうか?看護ケアの方法をみつめ直し、工夫をすることで、せん妄やBPSDの発生を抑え、身体拘束をしなくても過ごすことができます。「今までそうしてから」という思考停止に陥ることなく、組織一丸となって拘束に頼らない看護を実現しましょう。【主な内容】Part1 身体拘束をしない看護の実現に向けて1身体拘束とは2倫理的視点から考える身体拘束3日常のケアをみつめ直すことで身体拘束のない看護を実現する1)本人のニーズの明確化とパーソン・センタード・ケア2)認知症高齢者のせん妄予防ケアと対応3)多職種連携とシステムづくり4)認知症ケア加算による身体拘束低減への影響Part2 フローチャートで示す身体拘束をしないための看護のプロセス1入院前から外来で行う身体拘束予防のためのケア2入院直後から行う身体拘束予防のためのケア3術後に行う身体拘束予防のためのケアPart3 身体拘束をしない組織に向けてのチャレンジStep1:意識を高めるStep2:チームで協働するStep3:計画・実践・評価するQ&A:身体拘束に関して臨床現場で困っていること、悩んでいることAppendix:1アルツハイマー協会の認知症ケア実践に関する推奨2身体拘束について考えるときに参考になる資料
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