|
|
| 日本を代表する音楽プロデューサー松尾潔の初小説、ついに刊行!カバーには三代目JSOULBROTHERSfromEXILETRIBEの岩田剛典さんが登場本書のストーリー音楽プロデューサーの悟は、テレビドラマの主題歌制作に苦戦していた。この楽曲がヒットすれば、低迷中のシンガー・義人は大復活を遂げる。悟もすべてを賭けていた。しかしダメ出しを繰り返すドラマプロデューサーの多田羅は業界の常識を覆す提案を口にする。そんな折、日本は未曾有の危機に襲われる。社会的喪失の中、三人の運命の行方は??。松尾潔さんの初小説『永遠の仮眠』について──担当編集者より著者の松尾潔さんは音楽プロデューサーのトップランナーですが「音楽業界のリアル」は小説だからこそ表現できるものでした。これまでの松尾さんとアーティストとの関係性は本書の中に、否応なしにあらゆる形でにじみでています。業界内にしか知られていないヒットドラマと主題歌の利害が複雑に絡み合う現実も、小説だからこその膨らみをもたせて描かれており、音楽という巨大産業の裏側をこれほどリアルに描いた作品は他にありません。「僕たちは、常に何かを取り戻し続けなければならない」という想いのもと書かれた本書は、コロナ禍でたくさんの想いが失われている現在、まさにこの社会的喪失を予期していたかのようです。本書に登場する、すでに名声を得た主人公の音楽プロデューサーは初期衝動や夫婦の絆を、一度は栄華を極めたシンガーは初心を、取り戻そうともがきます。歩んできた道に悔いがあっても、これから先の人生をどう進むか次第で、過去をも変えられるという強い物語性には誰もが心を揺さぶられます。■松尾潔さんと岩田剛典さんの関係、起用の理由「岩田さんに、登場人物の憂いや不安を演じて欲しい」岩田さんは2010年に「三代目JSoulBrothers」のパフォーマーとしてデビュー。グループのメンバーを決めるオーディションで審査員を務めたのが松尾さんでした。デビュー当時、まだ大学生だった岩田さんとの交流は、松尾さんに強い印象を与えました。本書のストーリーでも主人公の悟は新人発掘オーディションの審査員をし、デビューさせたシンガー・義人のプロデュースをします。作中の重要な人間関係と二人の関係性には共通項がありました。デビュー前からお互いを知る深い関係性と、作品との共通項から表紙カバーで「登場人物の憂いや不安を演じて欲しい」と切望し、真っ先に松尾さんの頭に浮かんだのが、岩田さんでした。
1,870-(税込)
詳しくはコチラ
|
永遠の仮眠
| セブンネットショッピング |
|